
どれくらい電気料金が高くなるのかなぁ…
自分が契約しているプランが《市場連動型》かどうかも知りたい!
- 電気料金の市場連動型をサクッと解説
メリット・デメリットも説明 - 市場連動型かどうかの確認方法
先に結論を言うと、市場連動型プランでは電気料金が高額になることもあります。
※もちろんメリットもあるのですが
当記事では市場連動型についてサクッと説明したあとに、市場連動型のメリット・デメリットを解説します。
最後にみなさんが契約しているプランが、市場連動型かどうか確認する方法を説明していきますネ。
当記事を書いている僕は、電力の訪問営業《サギ》を撃退した経験から、いろんな電力会社のプランを調べています。
【電力の契約内容をよく確認しましょう】
一部の電力会社が提供する「市場連動型」の料金プランを契約している場合、電力のスポット市場価格の高騰により、皆様の電気料金に影響が及ぶ可能性があります。契約中の事業者にお問い合わせいただくなど、契約内容をご確認ください。https://t.co/jg0UnrAUj2— 経済産業省 (@meti_NIPPON) January 26, 2021
その中で2021年1月、(市場連動型プランの)電気料金の高騰が起こりました。
今回は市場連動型について分かりやすく記事を作成しましたので、ぜひご覧ください。
電気料金の市場連動型をサクッと解説
2016年4月1日以降の《電力自由化》に伴い、電力の新しいプランとして登場したのが《市場連動型》です。
発電所を有しない電力会社は、JEPX(日本卸電力取引所)から電力を調達します。
JEPXが各電力会社に電力を売るのですが、この価格が高くなると、僕たちが払う電気料金も高額になり…
つまり市場連動型プランとは、JEPXの価格によって電気料金が決まるプランなのです。
市場連動型のメリット・デメリット
シンプルにまとめました
- メリット
電気料金が激安になる - デメリット
電気料金が高額になる
市場連動型はJEPXの市場価格によって、電気料金が上下します。
画像データーJEPXより
上記のグラフデーターは、東京エリアの24時間平均価格(平日)の2020年11月と2019年11月の比較です。
2020年11月のグラフの値は、2019年11月の約半分となっていますよね。
つまり2020年11月の電気料金は、2019年11月の半額という衝撃的な安さだったのです。
このように市場連動型は、JEPXの市場価格が低い時はかなりオトクなプランと言えます。
ただしJEPXの市場価格が上がれば、電気料金も上がります。
市場連動型では、電気料金が安くなる下限はありますが、高くなる上限はありません。なので電気料金が前年と比べて5倍、10倍と上がる高騰するのです。
JEPXの市場価格が上がる原因
主な原因は次の2つ
- 寒波の到来
- 液化天然ガス(LNG)不足
1つ目は寒波による電力消費量の増加です。
2つ目は総電力の半分以上を担っている火力発電に起因します。
じつは、火力発電の燃料となるのが液化天然ガス(LNG)なのです。この液化天然ガス(LNG)が不足することにより、電力の価格が高騰します。
電気料金高騰は、主にこの2つが原因です。
市場連動型かどうかの確認方法
まずは、自分が契約している電力会社のホームページにアクセスしてみて下さい。恐らくトップページに、今回の価格高騰に関するお知らせがあると思います。
電力会社のHPで、自分のプランが市場連動型かどうか確認するのが確実です。
注意点として、市場連動型は2種類あります。
- 従量料金型
- 燃料調整費型
従量料金型とは
「JEPX/市場連動プラン」などとプラン名に記載されていることが多く、判断しやすいです。
テラエナジーでんき、自然電力のでんき、エルピオでんき「市場連動型プラン」、ダイレクトパワー「ダイレクトSプラン」、ジニーエナジー「みどりプラン」、ハチドリ電力など
燃料調整費型とは
プラン名からは判断することが難しいので、プランの概要を確認してみましょう。そこに、「電源調達調整費を加減」などと記載してあれば市場連動型です。
エフエネでんき「基本プランB」、ハルエネでんき「シンプルプランHプラス」、みんな電力、めぐるでんき、おトクでんき、アスエネなど
電気会社の乗り換えを検討しているけど、どの会社を選べば良いか分からないッス。 『エルピオでんき』の名前はよく聞くけど、安くなるのかなぁ。 コスパ良かったら契約したいッス。 そんな「お悩み」解決します。 エ[…]
ここまでお読みいただきありがとうございました。