
どうやったら分かりやすい文を書けるんかな?
「新しい文章力の教室」って本が評判よいみたいだけど、買うべきか悩むでやんす!
- 新しい文章力の教室をサクッと紹介
- 新しい文章力の教室の要約
- 新しい文章力の教室を効果的に使う
新しい文章力の教室は、「分かりやすい文章」を書くためのコツが書かれた本。
本書は200ページ超えのボリュームですが、分かりやすく解説されています。
スラスラと読み進めることができますよ。
ブロガーだけでなく、ビジネスで広告・広報・資料などで文章を書くことがある方にオススメします。
『新しい文章力の教室』の著者:唐木さんのTwitterです。
先週売りのセンテンススプリング様でご紹介いただいたようです。前Qさんが書いてくださったんですね、ありがとうございます!
文章力と仕事力が同時に身につく『新しい文章力の教室』 (唐木元 著) | ベストセラー解剖 – 週刊文春WEB https://t.co/0CloV4VYGH
— ROOTSY (@rootsy) March 2, 2016
この記事を書いているのは、分かりやすい記事を書くことが苦手だったブロガー。
ふとしたキッカケで「新しい文章力の教室」を読み、文章力レベルが上がったと自負しています(自己満足)。
そんな僕がサクッと解説します。
新しい文章力の教室をサクッと紹介
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
著者 | 唐木 元 |
出版社 | インプレス |
発売日 | 2015/8/7 |
ページ | 208ページ |
定価 | 1,430円(税込) |
● 著者:唐木元さんとは
唐木さんは月に3000本以上の記事を配信する、ポップカルチャー・ニュースサイト「ナタリー」で、編集長を7年務めてきました。
また唐木さんは社内の新人教育も担当しており、「分かりやすい文章の書き方」のトレーニングを実施してきたプロフェッショナルです。
また本書の特徴としてナタリー式トレーニングとありますが、奇をてらったものではありません。
読者に負担をかけない、分かりやすい文章を書くことに主眼が置かれています。
安心して文章力アップをめざせます。
新しい文章力の教室の要約
本書は1~5章のパートに分かれています。
各々のパートの概要と、一例をシンプルにまとめました。
それではご覧ください。
1章:書く前の準備で文章が決まる
【概要】
まずは書くべきテーマのパーツを整理し、組み立てる。
テーマと話題を「構造シート」でまとめる。
構造シートでは話題を箇条書きしていく。
そうすると主眼となるテーマを抜き出せるようになり、話題の優先度もつけることできる。
※構造シートはウエの画像をみてネ!
2章:「完読」を目指して文章を磨いていく
【概要】
できあがった文章を読みかえして、「意味・字面・語呂」の3つの視点からブラッシュアップ。
例えば、
・出典「新しい文章力の教室」より
・出典「新しい文章力の教室」より
3章:読者の負担を取り除いてもっと伝わる文章にする
【概要】
文章もっと深くまで磨き、読者にノンストレスで伝わる文面に改善。
例えば、「キャッチーさ」のバランスを重視する。
4章:読者に伝わる丁寧な文章にしていく
【概要】
適切なスピード感のある文章を心がける。
例えば、
車の速度=距離÷時間 にたいして
文章のスピード感=情報量÷文字数
ちょうどよいスピードで、快適なドライブのように読者を完読へと連れていくこと。
5章:文章を伝える工夫は仕事の基本に通じる
【概要】
野暮ったい工夫も大切。
すべてのルールは絶対ではない。
例えば、
マジンガーZについての記事なら、
・出典「新しい文章力の教室」より
新しい文章力の教室を効果的に使う
ざっとで良いので、2~3回は目を通しましょう。
自分に足りないと思ったところには、付箋をはったりしておくと捗ります。
ブログや文章を書くときに、「新しい文章力の教室」を手元におき参考書のように使うと効果的です。
参考書として使っていると本書はボロボロになりますが、気にしてはいけません!
本がボロボロになるのと反比例して、あなたの文書レベルは上がっていきます。
注意点ですが、本書は読むだけでは文章力はアップしません。
リアルに文章を書くという作業を経ることによって、「新しい文章力の教室」の神髄が発揮されます。